Cross Talk

未来を拓く対話

設計コンサルの現場で働く社員の成長と育成

クロストーク参加者People

  • 技術部技術2課 技術職 2008年入社

    R.Y

  • 技術部技術2課 技術職 2019年入社

    T.Y

トークテーマTalk Theme

設計コンサルの現場で働く社員の
成長と育成

エコー建設コンサルタントの社風は?どんな先輩がいる?どんなふうに働いている?
そんな疑問をリアルな声で届けるための上司部下のクロストーク。
技術部技術2課で働く二人に過去から現在、そして未来について語ってもらいました。

私たちの仕事内容と教育環境#時代に合わせた制度を取り入れ、先輩の知識や経験を教わる環境が整っている
  • R.Y

    私は、道路設計、橋梁設計・メンテナンス、トンネル、河川を経験し、今も主な業務としては道路設計に携わっています。2008年の入社以来、とにかくいろんな現場を経験してきましたね。

  • T.Y

    私は河川で下積みをして現在の業務(道路設計、橋梁・トンネル点検、トンネルの照明設計)を行っています。最初の1年は図面のことからお金のことまで「土木とは?」ということを叩き込む時期だったと思います。その後河川の主担当をさせてもらったんですが、1年目の学びがあったからできたと痛感しますね。

  • R.Y

    今は会社としてもメンター制度を取り入れるなど、比較的年齢の近い先輩が後輩の面倒を見るという形態をとっているので、新入社員も聞きやすい環境があると思います。
    私が入社したときは年齢の近い社員がおらず、極端にいうと20代と50代というような構成だったので、そのあたりは苦労もありました。今は30代、40代とそれぞれの世代がいてグラデーションになっているので「教わる環境」としても恵まれていると思います。

    T.Y

    そんな環境でR.Yさんはどうやって仕事を覚えていったんですか?

  • R.Y

    仕事って“経験が物をいう”と思っていたし、すべての答えは年長者が持っていると思っていたんだけど、実際に上司に聞いてみると「本にはどう書いてあった?」と聞き返されることも多くて。なんだ、結局本なのか!と思って、設計に関することは徹底的に本を読んで知識を叩き込みました。それが入社3〜5年目くらいのとき。

  • T.Y

    そうだったんですね。僕たちにとってR.Yさんはなんでも知っている人と認識しているし、だからこそ頼って聞くことが多いんですが、R.Yさんご自身はそういう経験をされてきたんですね。

先輩から教わる成長の秘訣#大切なのは、自分の考えを持ち、言われたことプラスアルファを意識すること。 #スケジュール管理も自分で行う裁量のある仕事
  • T.Y

    入社してすぐ上司になったのもR.Yさんでした。一時期離れましたが、今も同じチームで働いています。R.Yさんは知識が豊富なので部下からの信頼も厚いんですが、説明も上手いので発注者からも頼られているんですよ。

    R.Y

    それは自分が話すのが苦手だから対策を打っているだけ。もともとコミュニケーションが苦手で。(笑)とはいえ仕事なので、相手に説明したり理解してもらわないといけませんから、資料を作っておくようにしています。資料を作るうちに思考が整理できたり、スマートに説明できるようになるんです。これも苦手をカバーするための工夫です。

    T.Y

    そうだったんですね。同じ時間でも効率よく仕事をされていて、仕事が早いし尊敬しています。

  • R.Y

    仕事は慣れてくると抜きどころもわかってくるので(笑)、経験とともに取捨選択できるようになると思うよ。

  • T.Y

    取捨選択ですか。

  • R.Y

    そう。でも、成長するために大切なことを怠ってはいけないよ。その分かれ道が+アルファの仕事ができるかどうかです。言われたことを100返すのは当たり前。+20や+30にして返せるようにしていかないとね。どうしたらそうなれるか、というと難しいんだけど、やはり“自分で考える”ことでしょうね。あと資格取得も意識が高まると思います。技術士という国家資格はコンサルタントは皆持つべきと思います。

  • T.Y

    コンサルタントの仕事は設計や現場監督のようなポジションで間接的に携わっていく仕事です。表に出ることはない裏方ですが、徳島県の人たちの便利や安心を支えていますよね。実際に自分が手がけた仕事が形になると、大きな達成感があります。

  • R.Y

    また、基本的にスケジュールも含め自分で決められる“裁量がある仕事”なんです。しかもエコー建設コンサルタントではテレワークも推奨しているので、私はテレワークも活用しながら仕事をしています。あまり普及していないですが、もっと利用者が増えたらいいのになと思いますね。

  • T.Y

    ぼくの場合は家にいるとだらけてしまいそうで。(笑)会社に来たほうがスイッチが入るので出勤して仕事をしていますが、台風や雪のときはテレワークできるの助かります!

学生のみなさんへメッセージ#土木・建設の仕事の魅力。 #徳島のインフラや地元の人のために働く
  • R.Y

    「土木」「建設」という言葉だけ聞くと古いイメージをもつ人もいるかもしれませんが、日本がもう一度成長していくために大切な職業だと思います。災害対応、まちづくり、社会インフラの整備、維持管理…。建設コンサルタントの役割はますます重要になってきます。ある程度仕事を覚えると、時間の使い方など自由になるので仕事と家庭などワークライフバランスを取りながら働けるのが魅力だと思います。

  • T.Y

    道路やトンネル、橋梁などインフラ施設や地元の人との関わりを通して徳島のことを深く知ることができるのも魅力だと感じます。仕事でなければなかなか行けない場所にも行けるのもこの仕事の魅力だと思います!