なぜ?を追求することで
使命感ややりがいが生まれる。
T.F
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志望動機について教えてください。
中学時代、「この道をずっと行けば、知らない風景が待っている」と
道路にロマンを感じたことがきっかけに。父がディーラーに勤めていたこともあり、鈴鹿サーキットにもよく連れて行ってもらっていました。そんな環境だったので、小さい頃から乗り物が大好きだったんですよね。車やバイクのおもちゃでずっと遊んでいるような子どもでした。道路を走る乗り物が好きだったので、道路は友達、みたいな感覚だったように思います。(笑)
中学時代、毎日家と学校を行き来するなか、ふと「この道をずっと辿っていけばどこへでも行けるんだな」と思ったことがあって。この道の先に知らない世界があると思ったら道路にロマンを感じたんですよね。
そして大人になると今度は道路がどのように計画・施工されているのかに興味を持つようになり、県内の道路設計や計画に実績のあるエコー建設コンサルタントを選びました。 -
現在の仕事内容について教えてください。
変えたらどうなるか?を考え、対策案を作成する。
ひとの暮らしに密着している道路だからこそ細かいことまで検証。山間部に位置する道路の計画を行っています。落石の危険があるなど地域住民に危険がある道は危険度に応じて対策を打たなければなりません。その対策案を作成しています。
また道路を変えたらそれで終わりというわけにはいきません。道路が広くなる、位置が高くなる、といったように前の状態から変わるということは周辺環境も変わっていくということ。
例えば雨が降ったときにどうなるかまで考えなければなりません。なので、雨水を道路に溢れさせないように、側溝の種類やサイズを検討し、排水計画を作成することもあります。 -
仕事で学びを得たのはどんなことですか?
当たり前にある風景にも、意義や意味を見出す。
それが、仕事の使命感につながっていく。昨年は道路標識や路面標示の設置案を作成しました。道路標識を設置するという仕事を通じて、改めて道路の計画に携わるということは、危険を減らし、安全なものを作ることなんだな、と実感しました。
標識とか路面標示がなぜそこにあるのかって普通の人は考えることもないと思うんです。私も設置する側に立って、はじめて「なぜ、ここにつけないんだろう」「ここじゃダメなのかな」という疑問がぽかんと浮かびました。
そういう素朴な疑問をそのままにしておかずに、疑問に思うことは都度先輩に聞きながら、腹落ちさせていきました。
「ここだと運転する人の目が迷うからダメなんだ」と先輩から説明されると、なるほどなと思いましたし、何気なく見ている標識や路面表示にはきちんと理由があるのだと学びましたね。 -
将来のビジョンについて教えてください。
最初に経験したイレギュラーな仕事があったから、
業務中のトラブルも平常心で対処できるマインドに。一人前の技術者として実務をこなし、戦力になる人材に成長していきたいです。実は入社1年目のとき経験した、道路の新設工事がとにかくイレギュラー続きで、仕事ってこんなにも想定通りに進まないのか!と身をもって体験したんです。考えてみればそうですよね。道路の下の状況までわからないんですから。道路を剥がしてみたら、図面どおりに進められないことがわかり…。パニックになってしまったら仕事が進まないので、現状を受け止めて粛々と進めるしかなかったんです。あの経験があったから、何事も柔軟に受け止められるようになったと思います。
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最後にメッセージをお願いします!
生活に密接に関わる道路をよりよくしていく。
地域への愛や思い入れが強い人ほど、やりがいの大きい仕事。普段は何気なく通っている道路も、作る側にまわってみると安全への配慮や工夫があるもの。知れば知るほど面白い業界だと思います。また、深く関わるほどに「もっとよりよくしたい」という気持ちが芽生えるのもこの仕事の特徴です。
エコー建設コンサルタントは自分のやりたいことを実現できる風土があるので、徳島県のインフラに関わりながら、地域をよりよくしていきたいと考える人なら活躍できると思いますよ。
1日のスケジュール1Day Schedule
- 8:30
出勤
- 9:00
現場へ
山間部へ行くときは県内でも40分ほどかかる
- 10:00
測量
遠方の場合は1日測量していることも
- 12:00
昼食
- 13:00
データ整理
午前中撮影したデータをまとめる
- 15:00
図面起こし
測量した情報をもとに図面を作成
- 17:30
退社