■エコーが目指す理想のインフラ
(株)エコー建設コンサルタント 代表取締役社長 齋藤 恒範です。
ECHO(エコー)という社名は、打てば響く鐘のように、社会の声に応える使命感から付けられました。
これからも、人に、地域に、時代に求められるインフラを作り続けます。
人々の「声」は、時代によって、地域によって変わってきます。また、その「声」に応えるという意味は、人々の声をそのまま取り入れる、ということだけではありません。時には発注者や住民の皆様が自分でも気付いていない要望を発見し、それを満たす設計というものもございます。
例えば、当社が設計した『福島橋』の事例をご紹介します。
徳島市中心部の橋で、悲しい人柱伝説が語り継がれ、遺跡も残っています。
その遺跡と400年近く地域で語り継がれてきた伝説を、文化的・歴史的な財産としてこれからも守っていかなければなりません。
■文化を尊重するための設計技術
当社が福島橋の架け替えをした際、ただ遺跡を残すだけではなく、これからも多くの人に見てもらい、伝承が後世に語り継がれる橋にしたいと考えました。何気なく通る歩行者の目に留まり、またゆっくりと遺跡を見学したい人には安全を確保するために、曲線的な導線をひきました。
そのため、福島橋は見た目は1本の橋ですが、実は3本の橋から構成された特殊な構造になっています。
福島橋は当社らしさの詰まった橋です。地域の財産を守り交通の安全を確保する、そしてそれに留まらず文化財を伝承していくための設計をしています。
建設コンサルタントは自分を表現できる仕事です。
当社の技術者は考えることが好きで、いい意味で自己主張を大事にします。私は社長として、会社を健全に経営し、社員たちが自分を表現できる良い土壌を守っていきたいと思います。
建設コンサルタントという仕事は、人の役に役に立つための努力と技術を正しく評価して頂ける間違いのない仕事です。
そして当社は、自分に正直な生き方ができる職場です。
技術を身に付け、まっすぐな人生を送りたいと考える方に是非お会いしたいと思います。