必要とされる資質

必要とされる資質

(株)エコー建設コンサルタント 常務取締役 松下と申します。
私からは、これまでの経験を踏まえて、社会に貢献する建設コンサルタントパーソンとなるために大切な資質は何か、ということについての考えを述べたいと思います。

私は、技術士の資格を2部門で取得しており、地方の建設コンサルタントとしては異例の海外事業の設計を手がけ、ライフサイクルコストを大きく低減させることに成功しました。実績を残すためには、たくさんのスキルや能力が必要です。

しかし、最初からそれを持っている人はいません。
ではどのようにすれば、身に付けることができるのでしょうか。
まずは入社後、日常業務の中で基礎を徹底的に磨いてください。
そして、その基礎の上にどれだけ「付加価値」をプラスできるかで差が生まれます。

建設コンサルタントにおける付加価値とは?

「付加価値」は、時には建設物の機能かも知れないし、また工法や工期、コストかもしれません。
その最適解を導き出すためには、お客様にあたる発注者と工事を行う事業者、そして最終的に使用する地域の人たちにとって最も良いものを自分で考えることが大切です。
設計には基準はありますが、ルールはありません。ですから、自分で考えてアプローチをしていくことが要求されます。

そのために大切なのは、自分に負荷をかけることができる資質です。
「付加価値をオンするのは自分」という意識を常に持って、負荷をかけながら業務に取り組むことが技術者を成長させます。

付加価値のケーススタディ

付加価値のある建設物の例として、当社の設計した「楠根トンネル」をご紹介します。ある点で非常に珍しく、日本にも数例しかないトンネルです。
下の楠根トンネルの入り口と出口の写真を、注意深く見比べてください。

入口

出口

お分かりになりましたか?
道路が入口では2車線、出口では3車線となっています。

交通安全上の理由から、トンネル内で2車線から3車線にする必要がどうしてもありました。
ただ、トンネルは同一断面で設計されるのが通常ですから、楠根トンネルのように途中で拡幅しているトンネルは前例がほとんどありません。そこで、一部拡幅のノウハウを応用して設計しました。

設計者の経験と豊かな発想力が、地域の人に安全・快適に使ってもらえる機能を満たしたトンネルを実現しました。このような技術力、発想力を付加価値と考えています。

松下常務

メッセージ

建設コンサルタントパーソンとして、難しい課題も克服できるオリジナルの建設物を作れるように、当社で腕を磨いて下さい。新入社員の力を伸ばしてあげられるよう、私も一緒に努めたいと思っています。

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