徳島から日本のインフラの未来を創り出す

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地域ネットワークを、恵まれた自然環境を、活かしそして再生する

調査部 次長 若田誠司当社の「調査部」という部署では、他の建設コンサルタントではあまり行っていない特殊な業務も行っています。それは『既存の社会インフラを活用する方法』の提案です。例えば、地域ネットワークという目に見えないインフラを再構築・活用し人命を守る仕事。そして、徳島の恵まれた自然環境を活用し地域の安定と継続を図る仕事などです。

インフラの建設や物理的な変更は、コストや労力の点から簡単ではありません。また文化・環境保護などの観点から大規模なインフラ建設に適さない地域もあります。そこで、今あるものを地域住民のために最も安全に、かつ効率的に使う提案が必要とされています。
どのような形で実現するかにはセオリーがなく、非常にクリエイティブな仕事といえます。そのため多くの建設コンサルタントがこれまで取り組んでこなかった分野かもしれません。
当社では「安全で住みよい街づくり」が建設コンサルタントの使命であるとの考えのもと、長年取り組み、実績を積み上げてきました。

私たちのような役割は、今や徳島という地域だけではなく、全国的にも要望が高まっています。徳島では過疎や財政難という社会問題が早くから顕在化していたため、私たちエコー建設コンサルタントが提案してきた取り組みは、これから同じ問題に直面する日本のリーディングケースといえます。
日本の抱える課題に先駆けて問題解決に取り組んできた当社のノウハウを活かして、日本のインフラの未来を提案できる企業でありたいと考えています。

地域ネットワークとのコミュニケーションから生まれたあんしん歩行マップ

調査部 調査課 屋敷 祥太交通事故調査という業務の中で、歩行者と自転車の安全対策を行う仕事がありました。
地域住民の方々に、どの場所で、どのような危険が潜んでいるのか、どのように交通事故を回避すれば良いのかを理解してもらい、交通事故を少しでも減らすことが目的です。道路を再設計するとなると莫大な費用も掛かりますし、現実的ではありません。そこで、地域ネットワークを活かしたあんしん歩行対策をご提案することとなりました。

危険な場所を発見するために、児童を含む普段から道路を利用している地域住民の方々にワークショップ等へ参加頂きました。地域住民の生の声を聞くことができたからこそ、統計的には発見が難しい、事故にはなってなくとも事故につながる可能性のある危ない「ひやり・はっと」する場所の発見もありました。そして、地域の皆様の参加を頂くことで、交通安全への意識の向上をめざしました。

あんしん歩行マップそうして地域コミュニティとの協力で完成した危険箇所を示した「あんしん歩行マップ」は、地域の各学校のネットワークを活用し、配布をしてもらいました。その際、各家庭で必ず保護者から児童にマップを見ながら危険箇所を説明することを依頼しました。そうすることによって、児童だけでなく、説明をする保護者にも危険な場所を認識してもらい、歩行者の立場だけでなく、運転者の立場としても交通安全の意識を高めることにつながります。そしてまたそこから、小さな子を持つ親同士のネットワークや職場仲間といったコミュニティを介して広がり、地域全体の共通認識の形成につながります。この地域全体の共通認識こそが、地域にとって大切な財産であり、豊かな地域づくりにつながります。

地域ネットワークの活用には様々な手法があり、地域住民にとっての最適解を導くためにこれからも研究し、アイディアを出し、実践し、ノウハウを蓄積が求められます。そして、地域に寄り添う建設コンサルタントとして地域住民の声に耳を傾けて、地域の安全を守る「エコーだからこそできる仕事」を増やしたいと思っています。

自然環境を守る時代から、自然環境を地域の財産とする時代へ

調査部 環境課 課長代理 徳島大学准教授 小串 重治私は調査部の中でも、環境課に所属し、自然環境と共存できる街づくりに取り組んでいます。大型建設物というのは、時には自然環境に不可逆的な影響を与えることもあります。しかし、人が生活をする以上、道路や橋、トンネルといった社会インフラは不可欠なものです。そこで今、両者のバランスを図るための知恵や技術が必要とされています。

例えば、当社では野鳥の営巣地を調査するという業務を行ったことがあります。これは護岸工事を行うに際して、鳥がつがいとなり、卵を産み、雛を育てる時期と場所を避けるためです。この調査を行うことで貴重な野鳥を保護しながら工事を完成させることができます。建設コンサルタントは、社会インフラだけでなく、自然環境という公共財を守ることができる存在であり、またその使命を負っていると考えています。

さらに近年では一歩進み、自然を活用・再生していく業務にも取り組んでいます。
例えば、植林のような伝統的な取組みから、小水力発電やソーラー発電、二酸化炭素削減のためのカーボンオフセットといった新しい業務もあります。自然は、鑑賞されるだけでなく、活用されることで守られます。なぜなら活用されるからこそ自然の恵みが生まれ、そこにコミュニティができ、自然と共存するための知恵が編み出されるからです。

自然環境を守り、活かした街作りは、恵まれた自然環境を大切にしてきた徳島という地域だからこそ実現しているとも感じています。そして、そのノウハウは『日本』の未来につながっています。
当社は、徳島の豊かな自然というインフラを守り、自然を活かせる建設コンサルタントとして歩みを続けていきます。

 

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